2012年10月30日火曜日

いいね!っていいね。


10月30日(火)

昨日の誕生日。
最近流行のフェイスブックのおかげで、たーくさんの友だちから、
”おめでとう”と声をかけてもらった。

おめでとうの一声がきっかけで、久しぶりにコミュニケーションを
とるヒトもいたりして、フェイスブックってすごいなと感じる。

フェイスブックって、コミュニケーションを作り出すツールなんだなあ。

フェイスブックの機能に、”いいね!”というボタンがある。
友人の投稿した文章や写真に対して、”いいね!”という意思表示を
自分がするためのボタンである。

最初、僕は”いいね!”しかないなんて、批評性もないし、
いいね!と気軽にボタンを押せるから、よかないのに
満足感を得られちゃって、なんかつまらないなあって思っていた。

でも、ヒトとコミュニケーションをうまくしていく上では、
やっぱり共感が大切なのではないかと思う。
実際に久々に出会った友人とのコミュニケーションとして、
“いいね!”ボタンがあるのは、非常に有効なんだなあ、きっと。

僕も塾講師をしているときに、生徒にいいね!いいね!というときがある。
きっとそんな感じなんだな。

ココロでどんな風に感じていても、いいね!っていうことは、
きっと意味がある。

がん!がん!がん!

誕生日。


10月29日(月)

きょうは誕生日でした。
たくさんの方におめでとうをいただいてうれしいです。
(こんなにうれしいなら、これからは他の人にもちゃんと
おめでとうメッセージを送りたいと思います。すいませんでした!)

長野に来てもうすぐ3年経ちます。
考えてみれば、稲刈りも出荷も一段落したこの時期。
つかの間の一息つける、この時期に誕生日があるというのも
何かの縁かもしれないな〜なんて思います。

今年は去年より、また少し仕事がよき方向にいきました。
しかしながら、まだまだわからないことがたっぷりありまして、
それは、農業のなかでの農法もそうだし、販売の仕方もそうだし、もういろいろです。

ただ、本当に今の状況に到るまでにかなりの方からサポートをいただいていて、
そのことに感謝するばかりです。 きょうも食事をごちそうになったり、
プレゼントをいただいたり、 おめでとうの言葉をたくさんの方からいただきました。

きょうは、本当にいい天気でした。
秋晴れで、暑くもなく寒くもなく。

29年前のこんな日におそらく僕は生まれたわけですが、そのときには、
いま、おめでとうを言っていただいているみなさんとは、知り合いになるか
どうかもわからなかったんだなあ。ってそんなことを考えてました。

僕と知り合ったみなさん、せっかく知り合ったので、
これからも末永くよろしくお願いいたします。

それでは、きょうも

がん!がん!がん!

29歳の黒田祐樹

2012年10月27日土曜日

好きなこと。

10月27日(土)

ところで、私は埼玉出身で社会人になって東京で暮らし始めて、
そして、3年前に長野に来たわけです。

本当は、大学卒業前にやっておけよという感じですが、
社会に出て、始めて仕事について深く考えました。

仕事に携わっていく中で、本当にものすごくいろいろなヒトと出会って、
その都度自分の小ささとか、青臭さとか、そういうものに気づかされます。

ざっくり振り返ってみると、
高校生のときはDJになりたかった。
大学生のときは音楽に携わる仕事をしていきたかった。
社会に出たときは当初は板前になりたかった。
そして、ハイパーメディアクリエイターに憧れて、一生付いていこうと思った。
いまは、農業でお米を作りながら塾講師をしている。

昔から、やりたいこととか好きなことに関しては、すごくこだわっていたと思う。
好きなことをやるのがかっこいいと信じて、長い間やってきた。

しかし、実際に仕事として携わると、好きというすごく私的な欲求だけだと、
とてもじゃないけど仕事として続けていけなかった。
それは、ヒトぞれぞれ好きの程度があると思うので、一概には言えないけど、
私の場合は、好きが弱かったのだと思う。

でも、最近思う。

好きなことをやるってほんとうにかっこいいのだろうか。

もしかしたら、好きなことを探そうというのは、仕事探しをしている
学生向けの言葉で、仕事を見つけるきっかけにして欲しいと言う程度の
ことなのかもしれない。

宇宙が好きな人が宇宙飛行士になって、飛行機が好きな人がパイロットになって、
工作が好きな人が大工になってるのだろうかなあ。

実際に会ったヒトの話を聞いてみると、その仕事に携わるまでの道のりは
とっても複雑。

まとまりのない文章になってしまったけど、好きなことってそんなに重要なのかな。
と最近思ったのである。

がん!がん!がん!

2012年10月26日金曜日

新企画。

10月26日(金)

日に日に更新頻度が落ちていることが気になっているこのブログ。

特に農繁期は、意識がこちらのブログから遠のいているようだ。

そこで、新たな企画を作ってこのカテゴリーでの更新で、
更新頻度を稼いでいこう!

その名も「がんもの来た道」

まだまだ新参者ではありますが、もうすぐ29歳になって、
ここまで来た道のりには、自分なりにはいろいろあったなあと
感じております。

まだまだこれからではあるけども、ここまでの道のりを、
歳をとるにつれて忘れてきてしまっている。それではもったいない!
記憶を辿ってその道のりを書き留めていこうという企画です。

なんか思い出にすがるのも女々しいですが、、、
ひとまず企画も必要なので!

がん!がん!がん!

2012年10月24日水曜日

季節の変わり目。

10月24日(水)

きょう、浅間山に今シーズン初の雪が降りました。

夕方にさしかかると、急に風が冷たくなって寒さが身にしみます。

農業に携わっていると、季節の移り変わりが肌身を通じて感じることが出来ます。3年前まで東京にいたころは、車やオフィスのなかにいることが多く、冬でも季節感のない服装をしていたように思います。

朝、夕は気温が低く、日中は暖かい。

そんな当たり前の自然が、東京にいたころはほとんど無関心でした。
しかし、考えてみれば日常生活において、気候は切っても切り離せないものです。暑ければヒトは冷たいものを食べたくなったり、寒ければ温かいものを
食べたくなります。真夏の日中は外出を避けたり、涼しくなってから活動したり。

私は農業と塾講師の二足のわらじを履いていますが、両方の仕事に共通しているのは、お客さまである消費者や、中学生の生徒の気持ちを理解して、
私の思いを伝えることです。


日々、理解することは難しいと感じる毎日ですが、相手を理解する上で、気候の変化に敏感になることって、もしかしたら大切なのかもしれないと感じました。
季節の変わり目。冬はもうすぐですね。私は佐久に来てもうすぐ3年経ちますが、冬は慣れません。寒いです。みなさんも風邪などに気をつけてくださいね。

がん!がん!がん!

2012年10月23日火曜日

勢正宗。

10月23日(火)

5日ぶりの更新となってしまったがんもの知恵袋。

昨晩は、目からうろこの日本酒に出会ってしまった。

その名も勢正宗(いきおいまさむね)。
http://marusesyuzouten.co.jp/

おいしすぎて、あっという間に飲めてしまうのだ。
甘いんだけども、やさし〜い甘さです。
それに、酔いかたも気持ちいい。こんなお酒があるのだなあ。
しかも酒造は中野市ということで地元長野。

佐久のお酒はよく飲んでいたけども、まだまだいろいろあるんだな。

この勢正宗は、もち米4段仕込みという昔ながらの手作り製法で作られている。
丸世酒造店の勢正宗。ほんとまじ飲んでみてほしい。うますぎる。

がん!がん!がん!

2012年10月17日水曜日

新米配達。

10月17日(水)

昨年に引き続き、今年も新米をお客さんにお届けしました。

昨年よりもたくさんのお客さんと実際に会ってお話しをして、
いろいろな発見があった。

お客さんは、多くが母親と同じくらい60代の世代の方です。
普段の生活ではあまり関わることのない方とのおしゃべり。

実際に会って話すと、そのヒトのことをたくさん知ることが出来る。
話の内容だけではなく、話し方やお家のたたずまいまで、
そのヒトの人となりが、会うとわかることがある。

お米を販売する上では、そこまで深く相手のことを知らなくても
いいのかもしれない。けど、販売を通してお客さんと知り合い、
関わることができるのは、楽しいことだと思う。

歳をとっていいと思うのは、ヒトのことを理解出来る範囲が
広がったことだと思う。相手を理解したり、共感し、お互いに
理解し合うことは、それだけで価値のあること。

お米の配達の最後は、親戚のお家だった。

中学生くらいまでは、親戚のおばちゃんとおじちゃんが大好きで、
足しげく通っていたけども、それ以降はほとんど遊びに行かなくなっていた。
10年以上ぶりに、お米をきっかけに会って話すことができた。

親戚のお兄さん、お姉さんは、子供が生まれて、もう中学生や小学生に
なろうとしている。すごく懐かしい記憶がどんどん思い出されて来て、
話は尽きなかったけども、時間もあるので、長野に出発した。

いろいろなヒトとの関わり、つながりで、ここまで成長してきた
(自分で言うのもなんだけど)のだなあと、実感する。

サポートしてきてくれているヒトのためにも、ここらでしっかりしなくてはと
改めて思う。

がん!がん!がん!

2012年10月15日月曜日

新米発送しますよ〜。

10月15日(月)

稲刈りを終えて、いよいよ新米出荷の段取りに入ってきました。

明日は第一弾の精米と発送をする予定です。
明後日には、地元のお客さま向けに荷物をトラックで運んできます。

日頃は、がんもの農場日誌で農業関係のことは書いていますが、
たまにはこちらでも紹介しますね。

それにしても、ここ3週間くらいはアタマがなかなか稲刈り以外のことに
まわらなくて、ブログがうまく書けなかった。

本とか映画とか、情報のインプットをする時間がとれなかったので、
そういうときはやっぱりアウトプットも減っちゃうみたいですね。

今週を終えると、徐々に時間も出てくることでしょう。

冬は寒いですが、それはそれでよし。

がん!がん!がん!

2012年10月12日金曜日

精神が先か肉体が先か。

10月12日(金)

この前、ある本を読んでいたら、
こんなことが書いてあった。

ヒトの不幸を見ると、ヒトは脳内で快楽が生まれるような
物質が出るようになっているそうだ。

ヒトの不幸を見て喜ぶのは、どう考えても不謹慎である。
けども、ヒトの不幸は蜜の味という言葉からもわかるけど、
不謹慎とわかりつつも、少しだけ自分が優越感を感じてしまうこともある。

そういう自分の気持ちとは裏原に、脳内で快楽の物質が出てるなら、
やむを得ないというか、防ぎようがないのではないか、、、

実は、この本は、脳内に分泌される物質で、ある程度アタマのなかで、
ヒトがなにを感じているのかが、わかるという趣旨で話が展開されていた。

まさに肉体のほうが精神をつかさどっているということになる。

いやいや、なにごとも論理的に全て推し量ることはできないけども、
違った見方をするのはとってもおもしろい。

その本はこちら。

池谷裕二著「脳には妙なクセがある」

がん!がん!がん!

2012年10月10日水曜日

こども。

10月10日(水)

あまり毎日やっていることってないのだけど、
ここ数日習慣で読んでいるものがある。

ほぼ日&こども

糸井重里さん主催のほぼ日で、
子供にまつわるエピソードを公募して、
それを紹介するページ。

毎日更新されているので楽しみにしている。

僕は親の立場にはなったことがないのだけども、
塾講師の仕事のときに、数多くの子供たちを見る。

そうすると、投稿されている記事に共感出来たり、
自分の小さい頃のことを思い出したり、そんな風に楽しんで読んでいる。

こどもがいると、それだけでその場が明るくなることってあると思う。
こどもの存在ってそういうことなんだと思う。

だからほぼ日のこどもの話も、読んでいると元気が出てくる。
不思議だが、こどもってそういうもんなんだなあ。

がん!がん!がん!

2012年10月9日火曜日

無駄。

10月8日(月)


男女で友だちってありうるのだろうか?

こういう問いって、雑誌とか本とかでいろいろと
論じられているけども、結局どうなんだ!と、
自分で考えたことがある。

結論的には「なし」!と思っていた。

けども、昨日同窓会で会った女子たちは、
まぎれもなく友だちだろう。

ということは「あり」な気もする。

そして、友だちってどういうものなんだっけ?てことが、
けっこう曖昧だから、男女で友だちがありうるかなしかが、
わからなくなるんだと気づいた。

でも、結局、その問い自体、どうでもいいってことに、気づくんだよね。
やばい15分無駄にした。。。。

がん!がん!がん!

2012年10月6日土曜日

トレーニング継続中。

10月6日(土)

ここ数日、夜に雨が降っている。

夜にトレーニング時間をとっていることが多いので、
この雨でなかなか思うようにランニングができない。。。

しかし、最近はそんなときには縄跳びを導入している。

走るよりは足の筋肉は鍛えられないけども、リズムと
手首はまあ鍛えられる。

これを屋根のある駐車場でひたすらやるのである。

しかし、3日ランニングを休んでしまった。

きょうも雨。けども、小雨だったので強行した、、、

なんとか、首の皮一枚つながっただろうか。

トレーニングは、日々の積み重ねである(涙)
明日もがんばろー!!

がん!がん!がん!

2012年10月3日水曜日

礼節をわきまえたい。

10月3日(水)

自分の小さい頃のことって、たいていが断片的にしか、
覚えていないことがほとんどなんだけど、
印象的な場面はしっかり覚えている。

なんでこんなこと覚えているんだろうと不思議にも思うんだけど、
小学校1年生になる直前。初めて登校する前日の夜のことを覚えている。

僕の小学校は、通学時に集団登校をすることになっていて、
各自の住んでいる近所の小学生と班を作って登校することになっている。
その通学班には、班長、副班長がいて、高学年の子が担当させられる。

初めて小学校に登校する前日の夕方、母親が班長さんの家に、挨拶に行くと言って、
僕を連れ出したのを覚えている。たしか、そのとき僕はスゴく恥ずかしくて、
嫌だった記憶がある。

班長さんの家にいって、母親は、小学6年の女の子とそのお母さんに、
これからよろしくお願いしますと挨拶をしていたと思う。
僕はと言えば、恥ずかしくて後ろのほうにいただけだったかなあ。

ルールとか、礼儀とか、モラルとか、マナーとか、
最近になってようやく大切だなあと思う。

それでも、社会に出るといろいろな価値観の人がいて、
そういうモラルやマナーの部分で、気持ちを共有できないことも
あったりで、なかなかストレスに感じることもあったり。

ただ、小さい頃の小学校の通学班の班長さんの家に、明日からよろしく!って
挨拶にいくっていうのは、礼儀のレベル高いんじゃない?笑
そういうことを自分もできていたいよね。

がん!がん!がん!

2012年10月2日火曜日

トロル塾。

10月1日(月)

きょうは田んぼに出ないので、自宅での作業。
新聞もたまにはと思って、ゆっくり読んでいたら、
投書欄に気になるコメントがあった。

ネットで調べてみると下のブログを発見した。
まさに投書したご本人のブログで、塾を運営しているらしい。

「学習障害(LD)や発達障害児の指導 学習障害は、勉強によって克服される。」
〜それを、あなたは信じますか?〜

具体的に、病気という診断をされた子でなくても、
いわゆる学校の勉強が苦手な子は山ほどいる。

そういった子に、学校の勉強のやり方を教えるのはなかなか大変な作業である。

しかしながら、僕も生産者のはしくれ。
お客さまにモノを売る商売をしている者として、目の前に座っている人に、
目的も内容もはっきりしている勉強のやり方くらい伝えられずに、
遠くにいるお客さまに僕のお米の良さを理解してもらい買ってもらえるわけがない!

こう考えて一種の訓練と思いながら日々取り組んでいる。

ただそうは言っても、人に伝えるのって難しい。
そんな難しいことを真っ向勝負している人らしいのだ。
このブログの作者は。

興味深い。トロル塾。

がん!がん!がん!