2013年4月3日水曜日

中学生は身の程を知らないが、実際には知る必要があるのかどうか。

4月2日(火)

並行して更新している農場ブログのほうも
滞り気味なのに、こちらはもっと滞ってしまった。

農作業が春になって忙しくなり、目の前のことで精一杯。

この一ヶ月で、受験は終わり、所属していた塾も閉校した。

懸念されていた生徒も、無事合格して、
少し肩の荷が下りたようでもあります。

受験が終わって一段落したら、塾の閉校ということで、
バタバタとお別れのご挨拶。

そして3月をもって塾の仕事も一旦お休みということになった。

いま、思い返してみても、塾での中学生との対話は、
とっても気づきの多い仕事だったように思う。

勉強を教えるという定められたミッションではあるけども、
非常に不安定要素の多い中学生相手にすると、かなり高度な仕事になる。

コミュニケーションをとるでも、大人と違って一筋縄にはいかない。
ときには、先方が興味関心のあるトピックを少し下調べしてみたり、
機嫌の悪そうなときは、テンションが上がるように、話をもっていったり、
さながら付き人、アシスタント、マネージャーのような資質が
必要とされるのではないか?と感じた。

一人相手でもこんなわけなので、それが人数が増えればより難しい。

こんな刺激的な仕事内容もさることながら、まだまだ未来には
大きな大きな可能性を秘めている中学生の考えていることに、
触れることは、さらにしびれる体験だった。

身の程を知る。

これが、大人になる上でどうしても通らなくてはならない壁。

中学生は、身の程を知らない。
まったく勉強をしないくせに、末は防衛大学を目指すと言い放つ。

ああ、もうこんな向こう見ずな目標も立てられないのかと、
自分を振り返るのだけども、、、まだまだ!

中学生のことを、僕が、まだまだ知らないんだなと感じるように、

世間から見れば、僕もまだまだ何も知らない人間である。

いまの自分には想像もできないような、大きな目標を掲げることもできるのだ。
そういう勇気をもらえる。

中学生は、お金も知識もないが、膨大な時間がある。
僕には、お金はないが多少の知識と経験、それに中学生には負けるが、
まだまだ時間はある。

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿