2012年4月30日月曜日

天声人語書き写しノートの感想。

4月29日(日)

ひょんなことから、天声人語を書き写すという作業を、
1日おきくらいにやっている。

それというのも、僕が担当している中学生が、国語が苦手ということで、
どうしたものか、アタマを悩ませていたのだけども、どうやら
天声人語を書き写すと国語力がつくとかで、専用のノートもあるそうだ。

そこで、まずはと思い、自分でも購入して書き写しを始めてみた。

これがそのノートである。1冊210円なり。

天声人語を切り抜いて、ノートに貼り、それを見ながら書き写す。
左上の欄に、分からなかった語句を調べて書き留めたり、
感想を書いたりする。

すると、読むのとはまた別の理解が得られる。
細かい文章の言い回しや、語句にも気づき、自分が理解していないことに
気づかされる。

ぼくは今年で29歳になるけども、学生を終えて以来、書いて覚えるという作業を
久しくしていないことに気づく。
けども、やはり書くと覚える。身体性を伴うと、自分の言葉になると言っている人が
いたけども、まさにその通りだと思う。
ある程度大変な思いをして理解をしたことは、決してわすれないものだ。
書き写しは、そこまで大変ではないけども、日常的に大切なことや
きちんと理解していおきたい文章を書き写すと、自然を理解は深まるものだと思う。
日課にするには、ちょうどいい大変さだ。

中学生にとっていいのは、言うまでもないが、自分にとっても、
いい勉強になると実感した。オススメです。

がん!がん!がん!

2 件のコメント:

  1. !ツボにはまるブログですね。

    新聞のいわゆるコラムですが、朝日新聞の天声人語は時代を問わずレベルが高いですね。話題にしていることから切り口、結びまで惚れ惚れすることも良くあります。

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  2. コメントありがとうございます!人に伝わる文章の書き方の勉強になればと思って、できる範囲で続けています。確かに、トピックに対する横断的な知識とか文献の引用など、さすがの内容ですよね。

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