今年は30歳になる歳なんですね。 次の10年で、40歳になる。
20歳から30歳になるのとは、また一段違う10年ですよね。
だって、両親が40歳のときには、僕はもう生まれていたわけです。
けっしてもう若くはない年齢だと実感します。
それで最近なにをすべきかスゴく考えることがあります。
もうあらゆることで、なにをするか考えちゃいます。
日々の食事にしても、仕事にしても、ライブ行くにしても、本読むにしても、
映画見るにしても、時間に限りがあるとわかったら、 自分にとって最高の
選択をしていきたい。
けど、実際は自分の見聞きしている情報なんて限りがあるわけで、
完璧な判断ができるわけない。
だとすれば、なぜその選択をしたのかと考えると、
まさに「そこに山があったから」としか言いようがない。
だとすれば、せめてたくさんの山を目の当たりにしておくべきでは!?
目の前にないことに対しては、決して選択はできないわけですから。
そういう意味で、自分がたくさんのものを目で見るためには、 体力とか健康とかは、
なくてはならないものなんですね。 だから、そういう仕事でまずは
食べていきたいとも思っている。 精神、体力ともに健康でいられる仕事。
その点で、いまの米作りは すごくいい方向でさせてもらっていると実感しています。
小さいときに目の当たりにした桶川西小学校のアルプス(小高い丘)を登って、
山を登った気になることは、決して不幸なことではないけども、いまは
もっともっと別の山を探したいと思うんですね。
でも、もしかしたら40歳になるころには、この山が一番いいと
思えるものが出て来るのだろうか。