2013年1月25日金曜日

はだしのゲン。

1月24日(木)



新聞の本の広告欄に「はだしのゲン わたしの遺書」中沢哲治著が紹介されていた。

はだしのゲンは、僕が小学校のころ図書館に置いてあり、
その内容があまりに壮絶なものだったので、トラウマ的に
記憶にはっきりと残っている。

戦争がいかに恐ろしいか、原爆がいかにヒトの命を奪っていったのか、
マンガでリアルに描いている。

それでも、戦時中の混乱の中を強く生きる主人公の話し。

僕は小学校のころ、はだしのゲンを怖いもの見たさで読んで、
それ以来、戦争ものの本やテレビ、映画は怖くて見ることが
できなかった。

今になってその意図を理解できる。戦争は怖いものだと、
真に迫って子供に伝えるべきものだったのだ。

伝えるにはいろいろな方法がある。
目的は同じでも、いろいろある。

少なくとも、はだしのゲンは、いまだに僕の記憶に
強く、怖いものとして印象に残っている。

ぜひまたこの歳になって読み返しておきたい本だと思う。

がん!がん!がん!

2013年1月22日火曜日

受験を前に。

1月22日(火)

高校受験。長野県では前期試験まで、あと約3週間、
後期試験まではあと約1ヶ月半となりました。

この時期になると、私も自分が受験をしていたころ(14年前)のことを
よく思い出します。

そのころ、私は一生懸命勉強していたので、睡眠時間を減らして
勉強をしていた記憶があります。実際、睡眠時間を減らすことで、
勉強の効率が悪くなっている可能性は高いですが(笑)、そういった、
冷静な判断ができないくらい、受験に対して不安と恐れがありました。

もし、受からなかったらどうしようという気持ちを打ち消すように、
繰り返し過去問を解いていました。しかし、やればやるほど、
出来ない部分や、覚えていない部分は明らかになり、それがさらに
勉強に向かわせるモチベーションになっていました。

ときに、勉強に気持ちが向かわない時でも、勉強机からは
離れないようにしていました。勉強に集中出来ないときは、
なぜか読書にだけは集中出来て、勉強もせずにたくさんの本を
読んでいたこともありました。

でも、一番記憶に残っているのは、勉強机に座っているときに、
足下が寒かったことです。足の指先が寒かったですね。
そういうときは、集中ができなくなるので、手でさすって
足を温めていました。

頭寒足温と言いますが、集中するためにも、足は温めて、
頭は冷やしていたほうがいいかと思います。

残り少ない日数。勉強頑張ってください。
応援してまーす。

がん!がん!がん!

2013年1月21日月曜日

大きな輪へ。

1月21日(月)

 ほんとうのことが知りたい。

小さい頃からテレビでも新聞でも雑誌でも、
何かの深層を突き止めることこそが、最大の興味関心ごととして、
取り扱われていたような気がする。

真実はなんだ!なんだ!と探せば探すほど、そんなものは
あるようでないような、最近はそんな実感がある。

先日、稲盛和夫氏の「生き方」という本を読んで、
共感出来る部分が多々あった。

それからいろいろと本の内容を思い出しながら考えていると、
一つ疑問がわいて来たのだ。

稲盛氏の生き方の一つで、こんなようなことが書かれていた。

自分の周りのヒトに共感してもらったら、その輪をどんどん大きくしていく
努力をしていく必要がある。

なるほど、こういった努力を経て、京セラは大きくなっていったのだと理解した。

ところが、後になってこう考えた。

輪を大きくしていく過程で、最初に共感してもらったヒトは、
変わらず共感し続けてくれているのだろうか。と。

この疑問は、自分がやってみないとわからない。

そうそう、真実みたいなものは、自分が見つけていくしかない。

がん!がん!がん!

2013年1月18日金曜日

望月高校の事件と黒田夏子さん。

1月18日(金)

昨日、うっかり塾の授業の開始時間を勘違いして、
30分遅く自宅を出ていた。

佐久平に向かう途中で、反対車線から2台ほどパトカーが
こっちに向かって来るのが見えた。浅科方面に向かっていた。
サイレンも鳴らしていたので、交通事故かなんかかなと思った。

さらに佐久平に向かうと、もう1台パトカーと
さらにワゴンタイプのパトカーも走って来た。

 こうなってくるとちょっとした事件だなあと思っていると、
きょう何気なく厨房で聞いていたラジオで衝撃事実が発覚した。


望月高の男子、女子刺す 殺人未遂容疑で逮捕

このニュースが流れて来たのだ。
望月高校と言えば、自宅から車で15分程度にある地元の高校である。
僕が佐久平に向かっていたのは、17時40分〜50分くらいだったので、
通報を受けての出動に遭遇したのだった。

受験を控えたこの時期に、物騒な事件が起きてしまった。

もう一つ、興味深いニュースと言えば、芥川賞で、
黒田夏子さんが最年長受賞者として賞をとったこと。

早速、著書である「abさんご」をネットで立ち読みしてみましたが、
解読が難解です。。。非常に特徴的な文章表現で、
ひらがなが多用されているのもそうだし、表現自体も難解。
ただ、75歳で初めて受賞され、物書きとしてのキャリアは60年を
越えているそうだ。

下記のインタビューのなかで、賞をとれなくても、ずっと物書きで
いつづけようと思っていたという黒田さん。
すごいなあ。静かに才能をあたため続けていたところに、
なにか、奥ゆかしさとか、美学があるようで、すごく興味あります。
「abさんご」今度読んでみよう。

黒田夏子さん会見

がん!がん!がん!

2013年1月17日木曜日

STAUBを購入した。

1月18日(木)

前回のエントリーで、少々暗い話しをした後で、
大変恐縮ではありますが、お鍋買いました!

じゃん!

鍋ごときで大騒ぎするな!と言われそうですが、
この鍋を買うかどうか、1ヶ月ほど検討、試行錯誤しましたので、
まあまあ大ニュースです。

この鍋で何が出来るか!

うまいお米が炊ける(予定)。
炊き込みゴハンも出来るでしょう。
煮込み料理。シチューやカレー、最近僕の流行のピェンロー鍋も
今までよりおいしく出来るはず。

お汁粉や花豆を煮るのでも活躍しそうです。

この鍋。STAUBというフランスのメーカーのものです。
鉄製で、しっかり熱を鍋に入れた素材に伝えてくれます。

料理が楽しみだなー。

がん!がん!がん!

2013年1月13日日曜日

二極化の闇。

1月13日(日)

きょうの朝日新聞一面は、「夜をさまようマクド難民」。

ネットカフェ難民ならぬ、マクド難民とは。

ネットカフェで一夜を過ごすための1,000円が支払えない人が、
マクドナルドで100円のコーヒーを買って、飲食スペースで
一夜をやり過ごすそうだ。

マクドナルドは、一晩中営業しているが、飲食スペースは
深夜に閉鎖される店舗もあるらしく、その場合は、コンビニやブックオフなどを
点々として一夜を過ごすそうだ。

多くのマクド難民は、派遣社員として工場などで働いた後に、
さまざまな理由で仕事を失い、その後は、じり貧の生活をしている。
年齢は、30代〜40代。親ももう亡くなってしまい、身寄りがない人もいた。

朝日新聞のデータによると、派遣社員に代表される非正規社員は年々増え続けている。

一度、正社員のレールから外れた人のなかには、こうしたきつい局面を
迎えている人もいる。とても他人事とは思えない。

構造的な問題はあるでしょう。
やはり日本は不況なのか。いやいや、二極化なんだ。これが。
不況だろうと好況だろうと、こうした貧富の差が生まれる構造になっている。
こんな世の中。どうなんでしょう。

がん!がん!がん!

2013年1月12日土曜日

作家西村賢太氏。〜たかが食事されど食事〜

1月12日(土)

きょうの朝日新聞別刷りのbeに、
西村賢太氏のエッセイが載っている。

内容は、「安物食いの習慣」と題して、
自身が日々、いかに安物をルーティンで食しているかが
書かれている。

具体的には、吉野家、立ち食い蕎麦、コンビニ弁当など、
これらをぐるぐるとローテーションして食べていくそうだ。

農業をやっていると、周りに食というものにこだわりを
もった人が当然多いので、少し世界が狭くなっていたのかも(笑)

世の中にはこういった食生活の人も当たり前だけどいる。
そして、芥川賞作家を受賞した文化人が、安物食いを
豪語しているわけで、こうなってくると、オーガニックだ、
マクロビオティックだと、言っているほうがおかしいような気さえしてきてしまう。

そうそう、食の安全などと言い始めたのは、ここ最近のことではなかったか。

僕は西村氏にも共感する。
しかし、お米はうまいものがいい。
なんて矛盾だらけなんだ。

たかが食事、されど食事。

がん!がん!がん!

2013年1月11日金曜日

もういっちょ原発関連ニュース。

1月11日(金)

これはすごい!
きょうもおもしろいニュースがあった。

敦賀原発などを持つ、日本原子力発電が原発を稼動させて
いないにも関わらず、今年度上半期の純利益が過去最高の
209億円になったという。
http://www.asahi.com/business/update/0111/TKY201301100410.html

これってどういうこと!?

日本原電は、東電などの電力会社5社に電気を売っているが、
現在、原発を稼動していないため、基本料金(760億円)のみが日本原電に
支払われた。発電の費用がかかっていないので、日本原電の儲けが大きくなったそうだ。

なんじゃこりゃ。

この基本料金は、もちろん!原価として消費者に転嫁されるものだそうです。

原発の有用性とかを議論するより、この原発関連の構造を
何とかしたほうがいい気がする。。。

それにしても、朝日は原発反対論調の記事が多い。

がん!がん!がん!

2013年1月10日木曜日

新年の抱負。

1月10日(木)

お正月からの猛烈な仕事〜遊びの日々から、
一転して日常が戻って来ましたが、脱力感で、
なんとなくだるい日々でした。

しかしきょうは!また調子あがってきました!

年始に朝日新聞で報道されていた記事がとっても気になった。

手抜き除染関連のニュース。

福島県で放射能の除染作業をしている作業員が、
本来回収すべきはずの落ち葉や土を、除染エリアの外に
放置したり、川に流しているという。
http://www.j-cast.com/2013/01/08160583.html?p=all

恐ろしいことに、作業員は手抜きをしているという自覚がなかったり、
周りの雰囲気に流されて、手抜きをしていたという事実も明らかに。
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY201301080616.html?ref=yahoo

さらに、以上のような事実を得ながらも、環境省はその実態についての
究明に対して動きが鈍いようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000006-asahi-soci

さらには、除染自体のシステムが実は無茶だったという事実も明らかに。

いったい全体、誰の指示でこういった間違いが起きてしまったのか。。。
これってほんと泥沼だよ。

無責任、人任せ、保身、利己的、そんなヒトたちの仕事が、
幾重にも重なっている。こういうヒトたちの流れには、絶対巻き込まれたくない。
仕事は前向きに取り組みたい。

新年の抱負。

がん!がん!がん!

2013年1月8日火曜日

新年に思う。

1月8日(火)

明けましておめでとうございます。

年末年始と、仕事が忙しかったり、そのままお正月休みに
突入して、旅行に行ってしまったりで、更新がおろそかになっていました。

数少ない、読者の方のためにも、引き続き今年もぼつぼつ更新して参ります。

このお休みで、すごく感じたことがあったので、
忘れないように書いておきたいと思います。

自分の両親や兄弟って、他の誰よりも自分と時間を共有している
人だと思います。だけども、こうして家族旅行に行った時などに、
改めて会話をしていると、相手の全く違った側面が見えて来ることがあるんです。

恐らく、家族のことを他の誰よりも知っていると言っても良いと思うんですが、
だけど、結局、全てを理解することってないのだなと実感します。

でもでも、もっとわかったことがある。

人って、時間の経過とともに変わる。

変わるからこそ、相手のことってそのときそのときで、
理解しようと思うことが大切なんだ。

けっこう当たり前のようなことかもしれないけど、
これって、昔読んだ、養老孟司さんのバカの壁に書いてあったことだと思うんだ。
やっと、実感をもって理解出来たように思う。

実感をもって理解するとどういうことが起きるか。
自分の行動が変わるんだって。

がん!がん!がん!