2012年12月28日金曜日

国をつくるという仕事。

12月27日(木)

きょう。新!阿倍内閣が発足した。

というほど、人事自体にそこまで興味はないのだけども、
選挙以来、政治に対して今まで以上に関心が高まっている。

政治っていったいなんなのだろう。

自分の日々の生活の豊かさについて、政治に頼れる部分はどれくらいあるのだろうか。

その豊かさは、自分自身が努力することによって、ほとんど満たされる気がする。

具体的に言えばお金だろう。お金がたくさんあれば、ある程度満たされるはず。
たくさんの稼ぎを得るために、努力をしないのは、個人のがんばりが足りないから。
こうやって考えることが出来ると思う。
じゃあ、政治はいらない?

ただ、自分自身の努力によっては、如何ともしがたい状況にいるヒトたちもいる。

そういうときに、政治はきっと助けになってくれるはずである。
弱者を救済するときに必要なのが、政治なのではないか。

話しは戻って、強者にとって、政治は必要ない?

そんなことはない。当たり前のように整っているインフラや、
各種制度やルールは、政治によって決められている。

だからこそ、政治が腐敗すれば国自体も腐敗するのだと思う。

そんな、問題意識が出て来たのは、この本を読んだからだ。

西水美恵子/国をつくるという仕事

著者の西水さんは、世界銀行副総裁という立場で、
開発途上国を見て回り、実際に政治に携わって、
その国を改善するための助けをしてきた。

この本で興味深いのは、西水さんが、実際に開発途上国の
国民の生活を、ホームステイなどをして、体感して、
理解し、そのことを国のリーダーとの対話に生かしていること。

実際にどうやって、国の政治が変わって行くのか、具体的な
事案がいくつも掲載されていて、非常に興味深い。

いまの日本は、客観的に見てどの程度の政治が執り行われているのか。。。

様々な国のケースを見て行くなかでは、決して悪くはないけども、
しかし、理想的な姿とはとても思えなかった。

とくに今の日本は、これからの将来を決める上で大切な岐路に
立たされていると感じている。原発を進めるか、やめるか。これだけ大きな問題。
納得の行くやり方で、話しを進めて行って欲しい。

これからの政治にまだまだ目が離せない。

がん!がん!がん!

2012年12月25日火曜日

メリークリスマス!

12月24日(月)

きょうはクリスマスイブ。

というわけで、仕事も早めに終わり家でゆっくり過ごしています。

クリスマスになると、クリスマスソングがラジオでも、
スーパーでもかかっているわけですが、きょうは僕の
お気に入りのクリスマスソングをご紹介しておきます。

The Christmas Song - Paul McCartney



Tracey Thorn - River



坂本龍一 - 美貌の青空



あわてんぼうのサンタクロース。
小さい頃12月になって、この歌を歌うのが楽しみだったなあ。



時節にあった音楽っていいもんです。

メリークリスマス!

がん!がん!がん!

2012年12月21日金曜日

自炊大切。

12月20日(木)

どんなにおいしいものでも、
どんなに健康に気を使ったものでも、
外食は飽きてしまうようだ。

佐久に来てからというもの、農業という仕事でも、
日常的にも身体を動かすことが多くなった。

あっという間に体重も10kgほど減った。

けども、仕事が忙しくなるにつれて増えていく外食。
食べる時間も夜遅くなったり。

けども、食の基盤を担う生産者がそれではいけない!

なにより大切なのは生活、自分自身の身体=健康であると考えて、
いまの佐久に移住したんだ!

忙しくなって忘れかけていた想いをもう一度思い出す。

運動するのはいいけども、その分安心して甘いものやスナック菓子を
食べているようではいけない!

自炊をしよう。食べるものを考えよう。もっと食べ物に関心をもとう。

そう思い直したのは、ここ数日。
東京に行って改めて感じた。外食を続けいると舌がおかしくなる。

ここまで考えて気づいた。

日常において、いろいろなことに無関心だった自分に。

食べ物だけではない、日々の生活にまつわる様々なことに無関心なのではないか。

一つは政治だろう。

気づいて、考えて、知識を得よう。行動しよう。
実践第一。

がん!がん!がん!

2012年12月16日日曜日

総選挙。

12月16日(日)

ネット上の情報を見ていると、これまで以上に、
注目度の高かったように見えた今回の総選挙。

結果はというと、やはり期待する以上のものはなかった。
自民党の復活ということに。

しかし、総選挙ってこんなものというか、
急に大きくガラッと変わるようなものでもないような気もしていて。

それでも、日本維新の会が新たに参入してきたり、
少なくとも、期待していた未来の党も僅かだけど国会に。

変化の兆しと言う意味では、前進だと思う。

まだまだこれからだと思う。
忍耐強く、政治に関心を持ち続けること。
また、チャンスはきっとある。

打って打って打ち続ければ、そのうち相手は倒れるもんだ!
と、辰吉とシリモンコンの戦いを見て思ったんだ。

がん!がん!がん!

2012年12月10日月曜日

ユージュアルサスペクツ。

12月9日(日)

「ユージュアルサスペクツ」。

名作だけあってかなりよかった。映画。

悪人たちさえも恐れるカイザー・ソゼ。

しかし、実際に会ったものは誰もいない。

考えてみれば、実際の世界もそんなことばかり。

東北大震災。

テレビで見たり、ラジオで聞いたり、それは当たり前に、
あったことのように信じているけど、ほんとうに起こったことかなんて、
確認していないヒトがほとんどである。
ほんとうは、全部ウソだったりして。

おおげさに考えれば、これくらい今の世界はバーチャルな情報に溢れている。

リアルに見たもので全てを判断するなんて、とてもじゃないけどできない。
そんな疑心暗鬼な世の中なんだと、この映画を見て改めて感じた。

ストーリー自体ももう、ハラハラドキドキで飽きることなし。
また見たいね。

がん!がん!がん!

2012年12月5日水曜日

当たり前の日常について思う。

12月4日(火)

たかのてるこさんがラジオに出ていて、断食(ラマダン)は、
世界中で食べ物を満足に食べられないヒトもいるということを、
日常的に体感して、食べ物があることに感謝するために行っている
というようなことを言っていた。 

きょう見た「標的の村」というドキュメンタリーでも気づかされたけど、
僕が日常的に出会っているヒトや、置かれている環境は、当たり前のようでいて、
まったく当たり前ではなかったりする。

ちなみに、標的の村は、沖縄県の東村・高江の住民が、オスプレイのヘリパッドの
建設に反対する模様をドキュメンタリーで描いた作品。
新聞で、オスプレイが日本に来ることに反対しているのは知っていたけども、
住民にとって、実際どれほどの被害になるのか、想像もしていなかった。

このドキュメンタリーを見れば分かるけども、住民にとってオスプレイの離着陸が
行われることは、日常生活に重大な被害をもたらす。

そのことは、見ようとしなければ見ることの出来ない情報かもしれない。

でも、自分の置かれている環境は、当たり前なことなのだろうか。

考えてみれば、平和で安泰な生活も、どんな理由かわからないが、
いつ壊れるともしれないものなのかもしれない。

そんな満足ないまの環境に後ろめたさとかはないけど、ただなにもせずにに、いまの
環境に満足するわけにはいかなかったり。

ラマダン的なことって日常的にあったほうがいいなって改めて思う。

被災地のことを忘れちゃいけないっていうのと同じような感覚で、
いつも傍らに置いておかなくてはいけないことなのだなと思った。
たかのてるこさん。おもろい!

がん!がん!がん!

2012年12月3日月曜日

スパーリング大会を終えて。

12月3日(月)

趣味でボクシングをやっているけども、
中学生や高校生と実際にリングでスパーリングを
することもけっこうある。

普段話しなどはあまりしないけれども、
スパーリングでお互いを殴り合って、
汗を流すと、なんとなく仲良くなれる気がする。

昨日も、ボクシング部の高校生とスパーリングをしたけども、
試合が終わって、ありがとうございました。と、お互い言い合うと、
なんとなく仲良くなった気がした。

もちろん、下の世代だけではなく、上の世代の人とも、
同じく、試合後は気持ちを共有できる。

趣味でも仕事でも、こういった交流が生まれる活動は、
すごく楽しい。ただ、仲良くなってよかったね、というだけでなく、
いろいろな情報交換ができるのだ。

仕事上で知り合ったのではなかなか聞けないようなことでも、
お互いの仕事は知らないからこそ、聞けることもあったりするし。

マラソンのときにも書いたけれども、こういった効果が生まれるんだ。

なによりも実践なんだろうね。
実践しないで信頼を得るのって、大変なことだし、それこそスキルが必要なんだろうね。

がん!がん!がん!