2012年5月2日水曜日

新企画お仕事ファイル

5月2日(水)

実は、このブログを見ていただくことを想定している人には、
僕の担当している塾に来ていたり、家庭教師先で担当している
小中学生が入っている。

そこで、新しい企画として、『がんものハローワーク』というのを
思いついたので、早速紹介しよう。

これは、村上龍氏の『13歳のハローワーク』を真似て、
僕の身の周りのヒトたちのお仕事を詳しく紹介して、
小中学生に知ってもらおうという企画である。

第一弾として、小諸にあるお米屋さん”村松商店”さんを紹介しよう。

しかし、お米屋さんを語るにはとてもじゃないが一度では語れない。
何回かにわけて、徐々に紹介していくので、きょうはその一部を
記事にしようと思います。

こちらが店構え。さすが老舗の貫禄があります。

右に並んでいるのは、精米をするための機械。


いくつもの選別機を経て、精米された白米が一番右の出口から出てきます。

こちらは黒米の選別中。

米下。(販売用の白米より、粒の小さいお米)

お米屋さんのお仕事は、生産者からお米を買って、
選別して、卸売業者に品物を卸すことが主になります。

生産者から集まるお米は、栽培方法も違えば味も違う。
そう言ったお米の性質を理解して、卸売業者が必要としている
お米を用意して販売するのが仕事になります。

ただし、村松商店さんの場合は、お店で小売りもしています。
最近流行の雑穀米も独自の商品を開発して販売していますし、
大手ホテルにも出荷しています。

いわゆるお米のエキスパート。
栽培法や産地によって、どんな特徴のお米なのかを判断出来る。
また、実際に食べてそのお米がどんな特徴かを説明出来る。
おいしい食べ方を知っているのもお米屋さんではないでしょうか。

実は、お米というのは、つい最近まで食糧管理法のもとで、
売買を自由に行うことができませんでした。
今でこそ、僕も農家として勝手にお米をお客さまに販売しておりますが、
1994年の食糧管理法廃止までは、自由な売買はできなかったのです。

そういった、国としての方針に翻弄されながら、お米の売買に携わる人は、
やってきた歴史がありますが、この辺のお話しは、僕も詳しくないので、
さらなる聞き込み調査のあとにここで紹介したいと思います。

がん!がん!がん!

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