2012年10月27日土曜日

好きなこと。

10月27日(土)

ところで、私は埼玉出身で社会人になって東京で暮らし始めて、
そして、3年前に長野に来たわけです。

本当は、大学卒業前にやっておけよという感じですが、
社会に出て、始めて仕事について深く考えました。

仕事に携わっていく中で、本当にものすごくいろいろなヒトと出会って、
その都度自分の小ささとか、青臭さとか、そういうものに気づかされます。

ざっくり振り返ってみると、
高校生のときはDJになりたかった。
大学生のときは音楽に携わる仕事をしていきたかった。
社会に出たときは当初は板前になりたかった。
そして、ハイパーメディアクリエイターに憧れて、一生付いていこうと思った。
いまは、農業でお米を作りながら塾講師をしている。

昔から、やりたいこととか好きなことに関しては、すごくこだわっていたと思う。
好きなことをやるのがかっこいいと信じて、長い間やってきた。

しかし、実際に仕事として携わると、好きというすごく私的な欲求だけだと、
とてもじゃないけど仕事として続けていけなかった。
それは、ヒトぞれぞれ好きの程度があると思うので、一概には言えないけど、
私の場合は、好きが弱かったのだと思う。

でも、最近思う。

好きなことをやるってほんとうにかっこいいのだろうか。

もしかしたら、好きなことを探そうというのは、仕事探しをしている
学生向けの言葉で、仕事を見つけるきっかけにして欲しいと言う程度の
ことなのかもしれない。

宇宙が好きな人が宇宙飛行士になって、飛行機が好きな人がパイロットになって、
工作が好きな人が大工になってるのだろうかなあ。

実際に会ったヒトの話を聞いてみると、その仕事に携わるまでの道のりは
とっても複雑。

まとまりのない文章になってしまったけど、好きなことってそんなに重要なのかな。
と最近思ったのである。

がん!がん!がん!

0 件のコメント:

コメントを投稿