不思議なことがある。
いつまでも、自分は子供だと思っていたけども、
時間は過ぎて、あっという間に30歳間近である。
けども、まだまだ気持ちは子供の頃のままというか、
いい意味でも悪い意味でも成長していないなあと、
ことあるごとに、感じている。
最近、あるコラムでこんなことが書いてあった、
『ピンチはチャンス、失敗はぜんぶおいしい。受けるから。』
まあ、話しは逸れたんですけど、自分が中学校のころ、
正論をぶつけてくる大人ほど、うざったいものはなかった。
そんなことは、わかってるよ。という返事が出てくるようなこと。
けど、どうだろう。気付けば、自分がそうやって生きているわけでもないのに、
中学生たちに正論をこれでもかとぶつけているのだ。
恐ろしいことだけども。
そうやって自分が生きたことがない生き方を、子供にやれと言うのは、
なかなか無理な話しだとも思う。
不思議なのは、なぜ自分は正論を言いたがるのか。
ああ、不思議だ。
責任もてないからかな。
『いじめ問題によせて』 水道橋博士
そんなことを考えていたら、このコラムをたまたま見つけて読んだ。
コラムの最後に、ピエール瀧と伊集院光のラジオでのコメントを引用してあった。
そのコメントがとっても共感出来たのだった。
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瀧 今さ、巷で昨今のいじめ問題とかあるじゃないですか? いじめるヤツ、いじめられるヤツ、あのね、そいつらに言いたい。お前ら将来伸びるから、今、死んじゃダメ!(爆笑)
伊集院 (笑いながら)ホントに青臭いことじゃなくて、その一瞬、お前ら敵に囲まれたと思うけどその外側にもっと凄い色んなことあるから!(爆笑)
瀧 今、受けたそのひどい体験は、今のお前にとっては受け入れがたいかもしれないが、お前その経験をしとくと、将来伸びるから!!(爆笑)
伊集院 ブハハハハッ!!
瀧 今死ぬな!! 伸びるから!! って感じ(爆笑)。
伊集院 お前ら、びっくりするだろうけど、今、お前の周りにいる30人全員敵だろ? だけど、その周りに300人いて、その周りの3000人が全員敵になる瞬間があって、30000人が急に味方するときがあるから。その一層(30人)だけで判断するなよ……。
瀧 (笑いながら)判断するなってことを言いたいオレは! フハハハハッ!!
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そうなんだよなあ。
正論そのままの人生を歩んでいないことこそが、
その人の強みになっていくってことがほんとにある。
だから、そういう言葉をもっていたいもんだ。
けども勉強教える場で、あからさまに正論は、否定できないのさ(汗)
がん!がん!がん!
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