先日中学校の同級生が佐久に遊びに来て、
当然同級生たちの近況などの話しになった。
地元で不良だった子たちは、いまどうしているのか。
若くして子供を持つ同級生もいたらしい。
僕自身、中学時代を振り返ると、とっても不自由だったと思う。
あまりに周りが見えておらず、やっていることがちぐはぐだった。
とにかく勉強を極めようと一生懸命だった。
けど高校に入って、音楽が好きになって、今度は勉強を否定した。
学問ではなく、音楽に生きるヒトに憧れをもった。
そしていま、音楽に生きる自分はいなくなり、農業を仕事としている。
そのときそのときで、これこそ真理だ!!と、信じているけども、
より世の中が見えて来たときに、自分を否定することになっている。
新たに出会ったヒトや、世界によって、僕自身が考え方を変えてきたこと。
このことを僕は、よかったと思っている。
だから、今をもっても数年後に考え方は変わるかもしれないし、
そうありたい。そうあるために、日々勉強したり、新たな世界を見ていたいと
思っている。
話しは戻って、地元の不良だった子のことを、昔は否定していた。
今は自分の不自由だった中学時代に比べれば、彼らはいくらか反骨精神を持っていて、
自由だったのではないかと思う。そして、若くして子供を授かって、育てている
ことに対しても尊敬してしまう。自分のことで精一杯の自分と比べたら
なんと大人なことか。
人生を積み重ねることによって、共感出来る幅が広がることは、本当におもしろい。
醍醐味だとも思う。
だから、地元で不良をしている真っ最中の中学生に対して、
今までは、勉強しろとか言っていたけども、今後は、気をつけて!くらいの
お声がけになるかもしれない。
がん!がん!がん!
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