2012年9月14日金曜日

時代はまわる。

9月14日(金)

先日中学校の同級生が佐久に遊びに来て、
当然同級生たちの近況などの話しになった。

地元で不良だった子たちは、いまどうしているのか。
若くして子供を持つ同級生もいたらしい。

僕自身、中学時代を振り返ると、とっても不自由だったと思う。
あまりに周りが見えておらず、やっていることがちぐはぐだった。
とにかく勉強を極めようと一生懸命だった。

けど高校に入って、音楽が好きになって、今度は勉強を否定した。
学問ではなく、音楽に生きるヒトに憧れをもった。

そしていま、音楽に生きる自分はいなくなり、農業を仕事としている。

そのときそのときで、これこそ真理だ!!と、信じているけども、
より世の中が見えて来たときに、自分を否定することになっている。

新たに出会ったヒトや、世界によって、僕自身が考え方を変えてきたこと。

このことを僕は、よかったと思っている。

だから、今をもっても数年後に考え方は変わるかもしれないし、
そうありたい。そうあるために、日々勉強したり、新たな世界を見ていたいと
思っている。

話しは戻って、地元の不良だった子のことを、昔は否定していた。
今は自分の不自由だった中学時代に比べれば、彼らはいくらか反骨精神を持っていて、
自由だったのではないかと思う。そして、若くして子供を授かって、育てている
ことに対しても尊敬してしまう。自分のことで精一杯の自分と比べたら
なんと大人なことか。

人生を積み重ねることによって、共感出来る幅が広がることは、本当におもしろい。
醍醐味だとも思う。

だから、地元で不良をしている真っ最中の中学生に対して、
今までは、勉強しろとか言っていたけども、今後は、気をつけて!くらいの
お声がけになるかもしれない。

がん!がん!がん!

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