5月10日(木)
少子化、経済成長率が中国に負けた、などなど、
最近の日本のニュースは、ネガティブなことに事欠かない。
僕は、米づくりをして、日々直接お客さまにお米を販売しています。
けれども、自分がいくらおいしいお米を作っていても、買ってくれるヒトが
いなければ、とても商売は成り立たない。
僕は、塾の講師として、小中学生に勉強を教えています。
けれども、塾の仕事にしても、少子化で、子供たちがいなければ、
塾の仕事は成り立たない。
かくして、人口が減るのはよくないことだと、信じてきたのだ。
経済成長率にしてもそう。
中国に負けたとなれば、でかいニュースになるもんだ。
そして、先日見た朝日新聞の、天野祐吉氏の連載コラム。
丸で囲ってある文章に注目した。
要約すると、江戸時代は文化的に優れたものを生み出したが、
経済成長率もほぼゼロ、人口の増加もほぼゼロだったそうだ。
これは目からウロコだった。
文化というものは、人口の増加も経済成長率も関係ない。
では、なにが文化を生み出すのか?それは不勉強でわからない。
けども、昨今のニュースで取り上げるように、
少子化や経済成長率について、悲観的な見方ばかりしか目につかないのは、
もしかしたら、少し時代を間違って読み解いているだけなのかもしれない。
がん!がん!がん!
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