2012年5月17日木曜日

消防団

5月17日(木)

”対岸の火事”ということわざがある。

意味は、「他人にとっては重要なことでも自分にとっては、なんの関係もないこと」。

多くの人にとって、火災は対岸の火事のことが多いのだけど、
消防団に所属している僕にとっては、地元の火災は対岸の火事ではなく、
目の前の火事になってしまう。

つまり、僕は人より少しだけ、火災に関して当事者意識を持ちやすい
環境というか、役目をもっている。

昨晩、消防団として初めて火災現場に出動した

想像以上に火災現場は壮絶で、実際、消防団に数十年いる人も、
昨晩の火災は、過去と比べても、かなり大きい火災の部類に入ると言っていた。
現場にいると、あっという間に火は家を燃やし、無力感を感じる。
災害にあった当事者は、もっと無力感や絶望感を感じているに違いない。

昨年の、東北大震災や今後想定されている大地震のこと、浅間山噴火など、
過去を見ても、今後のことを考えても、僕らが生きていく上で、
災害とは切っても切り離せない関係にある。

そんなことを考えると、自分ができるときに、災害にあった人を
助けずにはいられない。

明日は我が身。

自分ができることをできるうちにやっておくことが、
有事のときの最大のリスク回避だと思う。

そう思って、また来年のポンプ操法や、日々の訓練(飲み会)にも
励もうとまた意気込んでいるのだ(笑)

がん!がん!がん!

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