昨日の朝日新聞別刷beに掲載されていた記事。
武満徹『翼』についてだった。
日曜の夜にゆっくり聞いてみよう!
風よ 雲よ 光よ
夢を運ぶ 翼
遙かなる空に描く 希望という字を
人は夢み旅して いつか空を飛ぶ
風よ 雲よ 光よ
夢を運ぶ 翼
遙かなる空に描く 自由という字を
歌:石川セリ『翼』
さらに武満徹の代表作。
『死んだ男の残したものは』
作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹
死んだ男の残したものは
一人の妻と一人の子供
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった
死んだ女の残したものは
しおれた花と一人の子供
他には何も残さなかった
着物一枚残さなかった
死んだ子供の残したものは
ねじれた足とかわいた涙
他には何も残さなかった
思い出一つ残さなかった
死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残さなかった
平和ひとつ残せなかった
死んだ彼らの残したものは
生きてる私 生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない
死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない
歌:石川セリ 『死んだ男の残したものは』
そして、最後に地元の歌。
『Mi・Yo・Ta』
作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹
木もれ陽のきらめき浴びて近づく
人影のかなたに青い空がある
思い出がほほえみ時を消しても
あの日々の歓びもう帰ってはこない
残されたメロディひとり歌えば
よみがえる語らい今もあたたかい
忘れられないからどんなことでも
いつまでも新しい今日の陽のように
『Mi・Yo・Ta』歌:石川セリ
がん!がん!がん!
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